スペシャルコンテンツ
SPECIAL CONTENTS
セルフブリーチ1回の仕上がりは?
脱色後のベース別に
髪色と商品を選ぶ
- 基本編
標準的な黒髪をセルフブリーチ1回で明るくしても、白っぽいブロンドまで届くとは限りません。明るい茶色や、赤み・オレンジみ・黄みを含むベースになる場合があり、そのベースによって表現しやすいカラーの濃さや色みが変わります。この記事では、現在の髪の状態、1回後のベース、目指す色の濃さ、ビューティーンの商品を順番に確認します。
まず確認|ブリーチ1回の結論
| よくある疑問 | 結論 |
|---|---|
| 1回でどこまで明るくなる? | 一般的な目安は11〜15トーン前後ですが、元の髪色、髪質、傷み、履歴、商品などで大きく異なります。 |
| 白っぽいブロンドになる? | 標準的な黒髪では、1回で届くとは限りません。赤み・オレンジみ・黄みが残る場合があります。 |
| どんな色を選びやすい? | 色名だけでなく、1回後のベースと目指す色の濃さを組み合わせて判断します。 |
| 1回と2回の違いは? | 回数が増えると淡い色の選択肢が広がる一方、髪への負担も大きくなります。 |
| 1回なら1箱で足りる? | 別の問題です。長い髪や毛量の多い髪では、1回の施術でも複数箱が必要になる場合があります。 |
| ブリーチ後すぐカラーできる? | 次のヘアカラーやブリーチは、髪や地肌への負担を考えて1週間くらい間隔を空けます。 |
判断する順番現在の髪と施術履歴を確認する → ブリーチ1回後のベースを確認する → そのベースで表現しやすい色の濃さを選ぶ → 商品の仕上がり見本・必要量・使用説明書を確認する
セルフブリーチ1回でどこまで明るくなる?
黒髪から白っぽいブロンドになる?
ブリーチは、髪の内部にあるメラニン色素を分解して髪を明るくする商品です。黒髪はメラニン色素が分解されるにつれて、一般に黒から茶、赤みのある茶、オレンジ、黄、淡い黄色のように見え方が変化します。
ただし、1回でどの段階まで進むかは全員同じではありません。LICOLOでは、ブリーチ1回で到達しやすい明るさを一般に11〜15トーン前後としていますが、あくまで目安です。実際の仕上がりは、髪質や傷み、薬剤の強さなどによって変わります。
1回で白っぽいブロンドになるとは限らず、
赤み・オレンジみ・黄みが残ることも
標準的な黒髪を1回ブリーチした場合、明るい茶色やオレンジみ、黄みを含む髪色になることがあります。ブリーチだけには白やシルバーの色を加える作用や、黄みを消す作用はありません。そのため、ブリーチだけで白っぽいブロンドやシルバーになると考えないことが大切です。
ビューティーンの公式記事では、標準的な黒髪から理想のブロンドへ近づけるには2〜3回のブリーチが必要になる場合があると説明されています。一方、1回でも暖色、ベージュ、ピンク、深めのグレージュなどのベースを作れる場合があります。「1回で何もできない」のではなく、1回後のベースで表現しやすい色を選ぶ考え方がポイントです。
回数だけで完成色を決めない「1回なら必ずオレンジ」「2回なら必ず黄色」「3回なら必ず白」という固定表は使えません。希望する明るさに届かなくても、説明書の放置時間を超えて使用しないでください。
元の髪色・髪質・これまでのカラー履歴で、
1回後のベースは変わる
| 髪の状態 | 仕上がりへ影響する理由 |
|---|---|
| 現在の髪色 | 未染毛の黒髪、明るい茶髪、すでにブリーチした髪では、スタート地点が異なります。 |
| 髪質・太さ・毛量 | 薬剤のなじみ方や明るくなり方には個人差があります。 |
| 根元・中間・毛先の状態 | 根元は体温の影響を受けやすく、中間・毛先は過去の施術や日常ダメージの影響を受けます。 |
| 黒染め・暗染め履歴 | 暗い染料が残る髪は明るくしにくく、色合いが変わったりムラになったりする場合があります。 |
| ヘアマニキュア等の履歴 | 残っている色素により、想定と違う色みが見える場合があります。 |
| ブリーチ履歴 | 以前明るくした部分と新生部では反応が異なり、重なった部分への負担も大きくなります。 |
| 縮毛矯正・パーマ履歴 | 髪の状態を含めて、追加施術が適しているか慎重な判断が必要です。 |
| 商品・室温・放置時間 |
仕上がりへ影響する理由: 製品の処方や使用条件によって脱色の進み方が異なります。使用説明書を優先します。 |
ブリーチしただけのベースと、
その後にカラーを重ねた完成色は違う
髪色の写真を見るときは、「ブリーチ1回後の髪」と「ブリーチ1回後にヘアカラーを重ねた髪」を分けて確認しましょう。ピンク、アッシュ、ブルー、シルバーなどの色みは、ブリーチだけで出た色ではなく、明るくしたベースへカラーを重ねて作っている場合があります。
- 施術前の髪 現在の髪色と過去の施術履歴を確認します。
- ブリーチ1回後のベース 赤み・オレンジみ・黄み、根元・中間・毛先の明るさを確認します。
- カラー後の完成色 ベースへ染料を重ね、ベージュ、ピンク、アッシュなどの色みを表現します。
「ブリーチ1回+カラー1回」は、ブリーチを2回したことではありません。ブリーチは明るさを作る工程、カラーは色みを加える工程です。
仕上がりは髪を乾かし、
自然光に近い場所で確認する
濡れた髪は暗く見えやすいため、洗い流した直後だけで「明るくならなかった」と判断しないでください。付属ケアまで終えて髪を乾かし、自然光に近い明るい場所で根元・中間・毛先を確認します。
- 髪全体の明るさはおおむねそろっているか。
- 暗く残った部分があるか
- 黄み・オレンジみなど、色みだけに差があるか
- 切れ毛、強い乾燥、濡れたときの過度な伸びがないか
- 頭皮に赤み、かゆみなどの異常がないか
暗い部分が残る「明るさのムラ」と、黄み・オレンジみの違いによる「色みのムラ」では、次の対応が異なります。すぐに薬剤を重ねず、状態を分けて確認しましょう。
ブリーチ1回後のベースと色の濃さから、
目指す髪色を選ぶ
「ブリーチ1回でピンクにできる?」「ミルクティーは可能?」という疑問は、色名だけでは答えられません。同じピンクでも深いマゼンタと淡いパステルピンクでは必要な明るさが異なり、同じミルクティーでもブラウン寄りと白っぽい色ではベースが違います。
まずブリーチ後のベースを確認し、そのベースで見えやすい色の濃さから候補を絞りましょう。
| ブリーチ後のベース | 候補 |
|---|---|
| 赤み・オレンジみが強い |
検討しやすい濃さ:深い色~中程度 候補となる色の傾向:オレンジ、レッド、深めのピンク、バイオレット、暖色ブラウン 注意点:白っぽい色や淡い寒色は、ベースの赤み・オレンジみの影響を受けやすくなります。 |
| 黄みがある |
検討しやすい濃さ:中程度~やや深い色 候補となる色の傾向:ベージュ、ブラウン寄りのミルクティー、パープル、ピンクアッシュ、深めのアッシュ 注意点:同じ色名でも、淡く白っぽい仕上がりにはさらに明るいベースが必要な場合があります。 |
| 淡い黄色まで明るい |
検討しやすい濃さ:明るい色・比較的淡い色 候補となる色の傾向:明るいベージュ、淡いピンク、ラベンダー、シルバー、ブルーなど 注意点:標準的な黒髪が1回でこのベースへ届くとは限りません。 |
※上表は色選びの考え方を整理したもので、仕上がりを保証する対応表ではありません。最終的には使用商品のカラーガイドを確認してください。
赤み・オレンジみが強く残るベース|
深めの暖色・ブラウン系から検討する
ブリーチ後に赤みやオレンジみが強く残った場合は、そのベースを生かしやすい暖色系から考えると候補を絞りやすくなります。ビューティーン メイクアップカラーでは、ビビッドオレンジ、ワイルドレッド、マゼンタピンク、ディープバイオレットなどが候補です。
ただし、商品名だけで「1回でパッケージどおりになる」とは判断できません。染める前の髪色が暗いほど色みを感じにくく、ベースのオレンジみが完成色へ影響する場合があります。各商品の「染める前の髪色」と「仕上がりのイメージ」を見比べましょう。
濃い色を選ぶ意味濃いカラーはベースの赤み・オレンジみより存在感を出しやすい一方、色落ち後には再びベースが見えやすくなります。色落ち後の変化も含めて選びましょう。
黄みのあるベース|
ベージュ・ミルクティー・パープル・
深めのアッシュを検討する
黄みのあるベースでは、黄みを生かすベージュ・ブロンド系と、紫やアッシュのニュアンスを重ねる方向があります。シャンパンブロンド、ピンクアッシュ、ディープバイオレット、グレーアッシュなどが候補になります。
「ミルクティー」や「グレージュ」は幅の広い呼び方です。ブラウンを含む深いミルクティーと、白っぽい淡いミルクティーでは必要なベースが異なります。1回に抑えたい場合は、同じ色系統の中で少し深めの仕上がりを選ぶ方法もあります。
淡い黄色まで明るいベース|
明るいベージュ・淡いピンク・寒色系に
近づきやすい
ブリーチ1回後のベースが淡い黄色まで明るくなった場合は、明るいベージュ、淡いピンク、ラベンダー、アッシュ、シルバー、ブルーなどの色みを感じやすくなる傾向があります。ホワイティラベンダー、アイスシルバー、ネイビーブルーなども候補になります。
ただし、現在の髪が標準的な未染毛の黒髪であれば、1回で淡い黄色へ届かないこともあります。また、根元だけ淡く、毛先にオレンジみが残るなど、部分ごとにベースが異なれば完成色にも差が出ます。
同じ色系統でも、濃い色と淡い色では
必要なベースが違う
| 色 | 考え方 |
|---|---|
| ピンク |
深い色の例:マゼンタ、濃いピンク 淡い色の例:パステルピンク、白みピンク 考え方:淡くするほどベースの明るさと均一さが目立ちます。 |
| ブルー |
深い色の例:ネイビー、ブルーブラック 淡い色の例:明るい水色 考え方:深いブルーは暗さを残して楽しめる場合がありますが、淡い水色には明るいベースが必要です。 |
| ミルクティー |
深い色の例:ブラウン寄りミルクティー 淡い色の例:白っぽいミルクティー 考え方:同じ名前でも明るさと黄みの残り方が大きく異なります。 |
| グレー・シルバー |
深い色の例:深めのグレージュ 淡い色の例:淡いシルバー 考え方:淡いシルバーほど黄みの少ない明るいベースが必要になります。 |
ヘアカラーを重ねる前に、
商品カテゴリと施術間隔を確認する
ビューティーン メイクアップカラーは、髪を明るくする脱色作用と染毛作用を併せ持つ医薬部外品のヘアカラーです。明るい髪に鮮やかに発色しますが、ブリーチ後に使用する場合は、次のヘアカラーまで1週間くらい間隔を空けます。また、使用48時間前から毎回パッチテストが必要です。
カラークリームは髪を明るくする作用のない染毛料で、公式Q&Aでは、ブリーチ後に案内される1週間程度の施術間隔の対象外です。使う商品によって、分類・安全確認・色持ち・使用タイミングが異なるため、「ブリーチ後のカラー」を一つの手順として扱わないでください。
ブリーチ1回と2回は何が違う?
1回では難しい髪色も確認
追加のブリーチによって赤みやオレンジみがさらに減ると、淡い色や寒色へ近づきやすくなります。一方、ブリーチ回数が増えるほど、パサつき、乾燥、切れ毛、色落ちの早さなどのリスクも高まります。
「2回のほうが上」ではなく、1回までに抑えたいのか、淡い完成色を優先したいのか、現在の髪が追加施術に耐えられる状態かを分けて考えましょう。
| 項目 | ブリーチ回数による違い |
|---|---|
| 脱色後の傾向 |
ブリーチ1回:赤み・オレンジみ・黄みが残る場合がある ブリーチ2回:1回後より赤み・オレンジみが少なくなる場合がある |
| 選びやすい色 |
ブリーチ1回:暖色、ベージュ、ピンク、深めのグレージュなど ブリーチ2回:淡い寒色、ラベンダー、シルバー系などへ近づきやすくなる |
| 保証できないこと |
ブリーチ1回:白っぽいブロンドに必ずなるわけではない ブリーチ2回:希望色へ必ず到達する、1回の2倍明るくなるとは限らない |
| 髪への負担 |
ブリーチ1回:1回でも負担がある ブリーチ2回:回数を重ねることで負担が大きくなる |
| 判断のポイント |
ブリーチ1回:1回後のベースに合う色の濃さを選ぶ ブリーチ2回:髪・頭皮の状態、履歴、施術間隔を確認する |
明るさや表現できる色の幅が
変わる一方、髪への負担も増える
ブリーチ1回は、髪色の選択肢を広げるための一つの方法です。黒髪へ直接カラーする場合よりもベースが明るくなるため、暖色やベージュ、ピンク、グレージュなどを感じやすくなる場合があります。
さらにブリーチを重ねると、淡い寒色やシルバー系へ近づきやすくなる一方、髪への負担も大きくなります。希望する色に必要な回数と、現在の髪が無理なく受けられる回数は同じとは限りません。
ホワイト・淡いシルバー・パステル系は、
1回では難しい場合がある
白っぽいブロンド、淡いシルバー、パステルピンク、明るい水色などは、ベースに赤み・オレンジみ・強い黄みが残っていると、色が見えにくかったり別の色に見えたりします。
ブリーチを1回までに抑えたい場合は、次のように完成色を調整する方法があります。
- 白っぽいミルクティーではなく、ブラウン寄りの深いミルクティーを選ぶ
- 淡い水色ではなく、ネイビーなど濃いブルーを選ぶ
- 淡いシルバーではなく、深めのグレージュやアッシュを選ぶ
- パステルピンクではなく、マゼンタや深いピンクを選ぶ
「1回までに抑える」ことと「希望の淡さ」を
どちらも固定しない
ブリーチ回数を1回に抑えることが優先なら、1回後のベースに合わせて色の濃さを調整します。反対に、白っぽさや淡さが最優先なら、現在の髪の状態を確認したうえで、美容室で必要な工程を相談する方法があります。
- 決める前の二つの質問
-
- ブリーチ回数を1回までに抑えることが最優先か
- 白っぽさ・淡さなど、完成色の明るさが最優先か
1回で希望のベースに届かなくても、
同じ日に自己判断で2回目を重ねない
思ったより明るくならなかったときも、放置時間を延ばしたり、その日のうちにもう一度ブリーチしたりしないでください。ビューティーンでは、次のヘアカラーやブリーチまで1週間くらい間隔を空けるよう案内しています。
ただし、1週間は再施術を保証する期間ではありません。切れ毛、強い乾燥、濡れたときの過度な伸び、頭皮の赤み・かゆみなどがある場合は追加施術を控え、必要に応じて美容室や医療機関へ相談してください。
セルフブリーチ1回に使うBeauteen商品は
どう選ぶ?
「1回でなるべく明るくしたい」という理由だけで商品を選ぶのではなく、現在の髪、目指すブリーチ後のベース、付属ケア、必要量、安全上の注意を合わせて確認します。
現在の髪色・施術履歴・目指すブリーチ後の
ベースを先に確認する
- 現在の髪を確認する
未染毛の黒髪か、カラー済みか。根元・中間・毛先の明るさも確認します。 - 施術履歴を確認する
黒染め、暗染め、ヘアマニキュア、カラートリートメント、ブリーチ、縮毛矯正、パーマの履歴を整理します。 - 目指すベースを決める
赤み・オレンジみを含む明るさでよいか、黄みのあるベースを目指すかを考えます。 - 完成色の濃さを決める
深い色、中程度の色、淡い色のどれを目指すか決めます。 - 商品と必要量を確認する
公式の仕上がり見本、内容量、付属品、使用説明書を確認します。
3つのブリーチは、公式用途・仕上がり見本・
付属ケアから選ぶ
| 商品名 | 説明 |
|---|---|
| プレックスブリーチ |
公式上の位置づけ:
付属ケア:
選ぶときの確認点: |
| ベースアップブリーチ |
公式上の位置づけ:
付属ケア:
選ぶときの確認点: |
| エアリーブリーチ |
公式上の位置づけ:
付属ケア:
選ぶときの確認点: |
※仕上がりの色は、使用前の髪色、髪のいたみ具合、髪質、室温、放置時間などによって異なります。暗く染めた髪は、見本どおりにならない場合があります。
プレックスブリーチ・ベースアップブリーチ:36g+72mL+23g。エアリーブリーチ:50g+50mL。内容量・付属品は公開時に最新パッケージと再確認してください。
3商品を、独自の毛束試験なしに「この順なら全員が何トーンになる」と比較することはできません。使用前の髪色別の仕上がりイメージを確認し、自分の目的に合う商品を選びましょう。
「ブリーチ1回」と「1箱で足りる」は別
1回の施術でも、髪の長さ・毛量によって必要な商品数は変わります。薬剤が不足すると、塗布量が少ない部分や塗り終わりが遅れた部分ができ、明るさの差につながる可能性があります。
ビューティーンでは、髪が長い方や毛量が多い方に2箱以上を案内しています。また、公式のブロンド記事では、毛量にもよるもののボブで2箱を目安としています。最終的には、使用商品の説明と自分の長さ・毛量を確認してください。
不足してから買い足すことはできないブリーチ混合液は作ったらすぐに使用します。施術途中で不足しないよう、必要量を先に用意してください。残った混合液は保存しません。
使用手順は商品ごとに異なるため、
付属品まで含めて説明書を優先する
プレックスブリーチとベースアップブリーチは、1剤・2剤・パウダーを混ぜるタイプです。エアリーブリーチは1剤と2剤を混ぜるタイプです。混合順、振る回数、放置時間、洗い流した後の付属ケアも異なります。
| 商品名 | 洗い流した後の付属ケア |
|---|---|
| プレックスブリーチ |
放置時間の公式案内:
洗い流した後の付属ケア: |
| ベースアップブリーチ |
放置時間の公式案内:
洗い流した後の付属ケア: |
| エアリーブリーチ |
放置時間の公式案内:
洗い流した後の付属ケア: |
上記は公式ページの要約です。実際の使用時は、購入商品の使用説明書を必ず優先してください。
放置時間・混合比・使用順を自己判断で
変えない
- 指定された放置時間を超えない
- 同梱薬剤の混合比を変えない
- 別商品やトリートメントを混ぜない
- 残った混合液を保存しない
- 別商品の付属ケアを自己流で組み合わせない
- 加温して脱色を促そうとしない
「1回でしっかり抜きたい」という目的でも、説明書と異なる使い方は商品本来の性能が発揮されず、安全上の問題にもつながります。
ブリーチ剤を使用できないケースと、
異常が出た場合の対応を確認する
過硫酸塩配合のブリーチ・脱染剤で、過去にかぶれ、じんま疹、息苦しさ、めまいなどを経験した方は、該当製品を使用できません。頭皮や皮膚が過敏な状態、頭・顔・首筋に傷や皮膚疾患がある場合など、商品ごとに使用できない条件があります。
使用中に異常が出たらかゆみ、発疹、発赤、じんま疹、息苦しさ、めまいなどが現れた場合は、ただちに薬剤をよく洗い流し、すぐに医師の診察を受けてください。対象商品の最新の注意事項を必ず確認してください。
黒染め履歴・色ムラ・強いダメージが
ある場合は、美容室で相談する
次のような状態は、未染毛の黒髪向けの仕上がり見本をそのまま当てはめにくく、セルフで均一に仕上げる難易度も上がります。
- 一般的な黒染め・白髪染め・暗いヘアカラーの履歴がある
- ヘアマニキュア、カラートリートメント、カラークリームの色が残っている
- 過去のブリーチ部分と新しく伸びた部分が混在している
- 縮毛矯正やパーマの履歴がある
- 根元・中間・毛先に大きな明るさの差がある
- 切れ毛、強い乾燥、濡れたときの過度な伸びがある
- 全頭を均一な淡い色へ仕上げたい
美容室での相談例「セルフブリーチは1回までにしたいです。現在の履歴で、どの程度のベースまで目指せるかと、そのベースで選べる色の濃さを相談したいです。」
- 関連記事
- 黒染め履歴がある場合は、一般的な黒髪とは分けて判断してください。ブリーチのムラについてはLICOLOの解説も確認できます。
ブリーチ1回後に入れたカラーは
どう色落ちする?
「ブリーチの色落ち」と「ブリーチ後に重ねたカラーの色落ち」は別です。ブリーチで分解されたメラニン色素がシャンプーで元へ戻るわけではありません。主に変化するのは、ブリーチ後に重ねたヘアカラーやカラークリームの染料です。
ブリーチ後に重ねたカラーが薄くなると、
黄み・赤みが見えやすくなる
カラーの染料が徐々に薄くなると、その下にあるブリーチ1回後のベースが見えやすくなります。ブリーチ後にオレンジみが強く残っていた髪では暖かみが、黄みのある髪ではブロンド感が目立つ場合があります。
- ブルー・アッシュ
-
色落ち後に見えやすい傾向:青み・くすみが弱まり、グレーやベージュ寄りへ
ベースとの関係:黄みの強いベースでは、途中で緑みを感じる場合があります。 - ピンク・レッド
-
色落ち後に見えやすい傾向:鮮やかさがやわらぎ、ピンクベージュや暖色ブラウン寄りへ
ベースとの関係:オレンジみのあるベースでは暖かい見え方になりやすくなります。 - パープル・ラベンダー
-
色落ち後に見えやすい傾向:紫みが薄れ、グレー・ベージュ・ブロンド寄りへ
ベースとの関係:ベースの黄みが再び見えやすくなります。 - ベージュ・ブロンド
-
色落ち後に見えやすい傾向:明るいベージュからブリーチ後のベースに近い見え方へ
ベースとの関係:もともとのベースとの色差が小さいと、変化を穏やかに感じる場合があります。
色落ちの速さは、ブリーチ回数だけでは決まりません。使用商品、カラーの濃さ、染める前の髪色、髪質、髪の傷み具合、洗髪回数、熱、紫外線などによって変わります。
ブリーチだけで仕上げた髪は、
色落ちで元の黒髪へ戻るわけではない
ブリーチだけで仕上げた髪には、オンカラーした染料がありません。そのため、ヘアカラーのように「重ねた色が抜ける」変化とは異なります。紫外線、熱、汚れ、髪の状態などによって見え方が変化する場合はありますが、徐々に元の黒髪へ戻るわけではありません。
元の黒髪へ戻すには、新しい地毛が伸び、ブリーチ部分を少しずつ切っていく必要があります。暗く染めた場合も、ブリーチ履歴そのものが消えるわけではありません。
1回でも髪に負担はかかるため、
付属ケアと毎日の扱いが大切
- 商品付属のトリートメントやpHコントローラー、美容液を説明書どおりに使う
- 熱すぎるお湯を避け、髪同士を強くこすらない
- タオルで挟むように水分を取り、濡れたまま放置しない
- ドライヤーやアイロンの過度な熱を避ける
- 帽子などで紫外線を避ける
- 切れ毛や強い乾燥があるときは、短期間の重ね染めを控える
カラーシャンプーは色みを補うもので、
髪を明るくするものではない
色落ち後の黄みやカラーの薄れが気になるときは、現在の髪色に合うカラーシャンプーが選択肢になります。ただし、暗く残った部分を明るくしたり、ブリーチのムラをなくしたりする商品ではありません。
使用頻度、置き時間、使用量は商品によって異なります。次のカラー予定がある場合は、色残りも考えて選びましょう。
- 詳しく見る
- ブリーチカラーの色落ち過程
- ブリーチ・カラー後のケア
ブリーチ1回に関するよくある質問
標準的な黒髪は、ブリーチ1回で白っぽいブロンドになりますか?
必ず白っぽいブロンドになるわけではありません。1回では明るい茶色、赤み・オレンジみ、黄みを含むベースになる場合があります。仕上がりは元の髪色、髪質、髪の太さ、傷み、カラー履歴、使用商品、室温、放置時間などで異なります。
ブリーチ1回だけで、カラーを入れずに仕上げてもよいですか?
ブリーチ後の黄みやオレンジみを含む明るい髪色をそのまま楽しむことはできます。ベージュ、ピンク、アッシュ、シルバーなどの色みを加えたい場合は、ブリーチとは別にカラーリング剤を使います。
ブリーチ1回でミルクティーやグレージュにできますか?
目指す色の濃さと、ブリーチ1回後のベースによって異なります。ブラウン寄りの深いミルクティーやグレージュは候補になりやすい一方、白っぽく淡い仕上がりには、より明るいベースが必要になる場合があります。
ブリーチ1回と2回では何が違いますか?
一般に回数が増えると赤みやオレンジみが減り、淡い寒色やシルバー系などの選択肢が広がります。一方で髪への負担も大きくなります。2回なら必ず希望色になるわけではないため、回数だけで判断しないことが大切です。
1回で明るくならなかったら、その日のうちに2回目をしてもよいですか?
同じ日に自己判断でブリーチを重ねないでください。ビューティーンでは、次のヘアカラーやブリーチまで髪や地肌への負担を考えて1週間くらい間隔を空けるよう案内しています。ただし、1週間後なら必ず再施術できるという意味ではなく、髪と頭皮の状態、使用商品の説明書を確認する必要があります。
ブリーチ1回のあと、すぐにメイクアップカラーを使えますか?
次のヘアカラーは1週間くらい間隔を空けてください。メイクアップカラーを使用する場合は、使用48時間前から毎回パッチテストも必要です。カラークリームとヘアマニキュアは公式Q&Aでこの1週間程度の案内の対象外ですが、各商品の使用方法と注意事項を確認してください。
ブリーチ1回なら1箱で足りますか?
「施術1回」と「商品1箱」は別です。髪が長い方や毛量が多い方は、薬剤不足による塗り残しやムラを防ぐため、2箱以上が案内される場合があります。使用する商品の説明と自分の髪の長さ・毛量を確認してください。
黒染めした髪も、ブリーチ1回で明るくできますか?
一般的な黒染めや暗いヘアカラーの履歴がある髪は、通常の黒髪向けの仕上がり見本どおりにならず、暗さや赤みが残ったり、ムラになったりする場合があります。使用した商品名、時期、回数を整理し、美容室へ相談することも検討してください。
ブリーチ1回でも髪は傷みますか?
1回でも髪への負担はあります。使用後は付属のケア剤を説明書どおりに使い、強い摩擦、濡れたままの放置、過度な熱を避けてください。切れ毛や強い乾燥がある場合は追加施術を控えましょう。
ブリーチ1回にかかる時間や料金はどのくらいですか?
セルフか美容室か、全体か部分か、髪の長さ、使用商品数、ブリーチ後にカラーも行うかで異なります。セルフでは商品の放置時間だけでなく、準備・塗布・すすぎ・付属ケアの時間も必要です。美容室では予約前に黒染め等の履歴を伝え、施術内容、所要時間、追加料金の有無を確認してください。
脱色後のベースと商品を確認して、
1回で目指す髪色を選ぼう
セルフブリーチ1回の仕上がりは、回数だけでは決まりません。標準的な黒髪では、白っぽいブロンドまで届かず、赤み・オレンジみ・黄みを含むベースになる場合があります。大切なのは、ブリーチ前に髪色を固定するのではなく、1回後に想定されるベースと、目指す色の濃さをすり合わせることです。
- 最終チェック
-
- 現在の髪色と黒染め・ブリーチ・縮毛矯正などの履歴を確認する
- 1回後に赤み・オレンジみ・黄みのどのベースになりそうか確認する
- そのベースで見えやすい色の濃さを選ぶ
- プレックス・ベースアップ・エアリーの公式用途と仕上がり見本を比較する
- 髪の長さ・毛量に合う必要量を用意する
- 使用説明書どおりに使い、放置時間や混合比を変えない
- 履歴が複雑、髪の状態に不安がある、淡い色へ均一にしたい場合は美容室へ相談する
「ブリーチ1回で何色でもできる」「この商品なら必ず白っぽくなる」とは限りません。1回という希望、脱色後のベース、色の濃さ、商品の用途を合わせ、自分の髪に無理のないカラープランを立てましょう。
ヘアカラー・ブリーチ(医薬部外品)は、使用上の注意をよく読み、正しくお使いください。商品情報や使用方法は変更される場合があります。実際の使用時は、購入商品の最新のパッケージと使用説明書を優先してください。





