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市販ヘアカラーの選び方|
種類・今の髪色・目的別に解説

  • 基本編
自然光の中でブラウンのショートヘアに手を添える女性
自然光の中でブラウンのショートヘアに手を添える女性
髪色のイメージ写真です。ビューティーン製品による仕上がり例ではありません。

市販ヘアカラーを選ぶときは、パッケージの色や価格だけでなく、「何をしたいか」「今の髪はどのような状態か」「どのように塗りたいか」を順番に確認することが大切です。この記事では、おしゃれ染め・カラークリーム・髪色戻し・一時着色料の違い、泡・乳液・クリームの使い分け、黒髪・茶髪・ブリーチ毛ごとの見え方を整理し、Beauteen商品を中心に購入候補を絞ります。

最初に確認|
目的別・市販ヘアカラーの選び方

赤茶系から明るい茶系までのヘアカラーの毛束見本
一般的なヘアカラーの色見本です。ビューティーン商品のカラーガイドではありません。
やりたいこと 最初に確認する商品タイプ 購入前の重要ポイント
黒髪・茶髪を
好みの色へ変えたい
おしゃれ染め〈黒髪用ヘアカラー〉 自分に近い染毛前の髪色が載ったカラーガイドを見る
ブリーチした明るい髪へ
色を入れたい
ヘアカラー、カラークリーム 髪を明るくする作用、使用できる時期、色持ち、次のカラー予定を比べる
明るい髪を
地毛に近い黒へ戻したい
トーンダウンカラー 自然な黒と濃い黒のどちらを目指すか、次に明るくする予定があるかを確認する
白髪をしっかり染めたい 白髪用ヘアカラー 黒髪用おしゃれ染めでは、白髪が十分に染まらない場合がある
インナー・毛先などへ
色を加えたい
カラークリームなどの染毛料 髪を明るくする作用はない。明るい部分、染める範囲、必要量を確認する
1日だけ髪色を変えたい カラースプレーなどの一時着色料 落とし方、汗・雨・衣類・寝具への色移りを確認する
この記事での「市販ヘアカラー」
売り場で広く比較される商品をまとめて扱いますが、本文では、髪を明るくしながら染める酸化染毛剤を「ヘアカラー」、髪を明るくせず色を加える商品を「カラークリームなどの染毛料」、髪表面へ一時的に色を付ける商品を「一時着色料」と区別します。

市販ヘアカラーの選び方|タイプ・塗りやすさ・必要量を比較

手袋を着けて髪にヘアカラー剤をなじませるイメージ
カラー塗布のイメージ写真です。実際の使用方法は、使用する商品の説明書を確認してください。

市販品のパッケージには「カラー」「クリーム」「泡」など似た言葉が並びますが、染まる仕組みを表す分類と、薬剤の形状・塗り方を表す言葉は別です。最初に商品タイプを確認し、その後で泡・乳液・クリームなどの扱いやすさを比べると、選び間違いを減らせます。

ヘアカラーとカラークリーム・カラートリートメントは、染まる仕組みが違う

商品の種類 髪への主な働き 向いている目的 使用前に確認すること
おしゃれ染め
〈酸化染毛剤〉
髪をある程度明るくする脱色作用と、染料で色を加える染毛作用を持つ 黒髪・茶髪の明るさや色みを変えたい 毎回48時間前のパッチテスト、現在の髪色、カラー履歴
白髪用ヘアカラー
〈酸化染毛剤〉
白髪と黒髪をなじませることを考えた色設計 白髪をしっかり染めたい 白髪の量、染める範囲、毎回48時間前のパッチテスト
カラークリーム・カラートリートメントなど〈染毛料〉 髪を明るくせず、現在の髪へ色を加える 明るい髪への色足し、インナー、毛先など 対象髪色、色持ち、色移り、次のカラーへの影響
カラースプレーなど〈一時着色料〉 髪の表面へ一時的に色を付ける イベントなどで1日だけ色を楽しみたい 落とし方、衣類・帽子・寝具への付着、雨や汗

おしゃれ染めと白髪染めは同じ酸化染毛剤でも、対象となる髪に合わせて色の作り方が異なります。白髪をしっかり染めることが目的なら、黒髪用ヘアカラーの鮮やかな色見本をそのまま当てはめず、白髪用として設計された商品を選びましょう。

「クリームタイプ」と「カラークリーム」は別
クリームタイプは薬剤の形状を表します。ビューティーン「カラークリーム」は、髪を明るくせず色を加える商品シリーズ名です。名前が似ていても、酸化染毛剤のクリームタイプとは仕組み・パッチテスト・保管方法が異なります。

泡・乳液・クリームは、塗り方と染める範囲で比較する

形状 使い方の傾向 比較しやすい目的 注意したいこと
泡・ムース 手で髪全体へ
なじませる商品が多い
後頭部・内側を含め、
髪全体を染めたい
泡タイプでも自動的に全体へ行き渡るわけではない。
十分な量を内側までなじませる
乳液・
ミルキー
容器やノズルから出し、
髪へ広げて使う
髪全体へ伸ばしながら
塗りたい
商品によって混ぜ方・塗り方が異なる。
液だれや塗り残しに注意する
クリーム ハケ・コームなどで
狙った場所へ塗りやすい
伸びた根元、分け目、
部分的な塗り分け
後頭部を含む全体染めでは、
塗布順と塗布時間を管理する必要がある

どの形状が一番きれいに染まるかを一律に順位付けすることはできません。自分が染めたい範囲、見えにくい後頭部まで塗れるか、説明書どおりの時間内に塗り終えられるかで比較します。

メイクアップカラーの形状
ビューティーン メイクアップカラーは、1剤と2剤を混ぜた乳液を乾いた髪へ塗り、髪全体へもみ込むことで泡立てる商品です。「泡タイプ」という言葉だけから、容器の中で最初に泡を作る別商品と同じ手順だと判断しないでください。

価格だけでなく、必要な箱数・付属品・使い切りかどうかも確認する

市販品の実際の購入額は、1箱の価格だけでは決まりません。髪の長さ・毛量・全体染めか部分染めかを確認し、必要な個数、付属品、別に用意するものまで含めて考えます。

購入前チェック
  • 商品名・シリーズ名・色名
  • パッケージに記載された使用量の目安
  • 髪の長さ・毛量・染める範囲に対する必要個数
  • 手袋、直後用シャンプー、美容液などの付属品
  • ケープ、汚れてもよいタオル、鏡、時計などの追加準備品
  • 混合後に使い切る商品か、未使用分を保管できる商品か
  • 販売先・税込価格・送料を含めた合計額

メイクアップカラーは、髪が長い方や毛量が多い方に2箱が案内されています。薬剤量が足りないと、後半に塗る部分へ十分な量が届かず、塗り残しや色ムラにつながることがあります。短髪でも毛量が多い場合があるため、長さだけで使用量を決めないようにしましょう。

市販ヘアカラーはブリーチなしでも染まる?今の髪色・履歴から判断する

暗髪から明るいブロンドまでのヘアカラー見本を比較する手元
一般的なヘアカラーの色見本です。ビューティーン商品のカラーガイドではありません。

同じ商品を使っても、未染毛の黒髪、ヘアカラーで明るくした茶髪、ブリーチした髪では仕上がりが異なります。商品名より先に、根元・中間・毛先がどのような状態かを確認しましょう。

黒髪・茶髪・ブリーチした髪では、同じ商品でも見え方が変わる

染める前の状態 仕上がりを考えるポイント 購入前に確認すること
未染毛の黒髪 色や明るさの変化は
比較的穏やかになりやすい
黒めの髪を基準にしたカラーガイドがあるか
ヘアカラーで
明るくした茶髪
黒髪より色みを感じやすい場合がある 現在の明るさと、過去に使った色・暗さ
ブリーチした
明るい髪
鮮やかな色や淡い色を感じやすい一方、
傷んだ部分は濃く染まる場合がある
ブリーチ回数、黄み・オレンジみ、傷み、施術日
根元と毛先で
状態が違う髪
一つの商品を全体へ塗っても
均一になるとは限らない
未染毛部分、カラー済み部分、ブリーチ部分の境目

メイクアップカラーは黒めの髪にも使用できますが、明るい髪に比べて色みを感じにくい場合があります。「染まる」ことと「パッケージのように鮮やかに見える」ことは別です。商品ページやパッケージ裏面で、自分の髪に近い染毛前の状態を探してください。

鮮やかな色や淡い色を目指すなら、
必要な明るさを確認する

「ピンク」「アッシュ」「ベージュ」といった色名だけで、ブリーチの要否や回数は決まりません。同じピンクでも、深いマゼンタと淡いパステルでは必要な明るさが異なります。落ち着いたアッシュブラウンと白っぽいシルバーも、同じ寒色系でも別の仕上がりです。

  1. 目指す色の濃さを決める
    深い色か、淡く白っぽい色かを分けます。
  2. 今の髪色とカラーガイドを比べる
    「黒め」「明るい」「かなり明るい」など、自分に近い欄を確認します。
  3. 残っている赤み・黄みを見る
    青・アッシュ・シルバー系は、ベースの黄みやオレンジみの影響を受ける場合があります。
  4. ブリーチ履歴と使用日程を確認する
    追加施術を急がず、商品ごとの間隔を守ります。

「ブリーチなし」は、別のブリーチ剤を先に使わないことを表す場合があります。酸化染毛剤のヘアカラーには、商品自体に脱色作用と染毛作用があります。髪を明るくしないカラークリームとは区別してください。

黒染め・暗染めの履歴や
色ムラがある場合は、購入前に相談する

見た目が黒くても、未染毛の地毛と、黒染め・暗いヘアカラーで染めた髪は同じではありません。暗く染めた部分は、明るいヘアカラーを重ねても希望どおりに明るくできない場合があります。また、根元だけ黒い、毛先だけ明るい、過去のブリーチ部分が残っているといった髪は、部位ごとに反応が変わる可能性があります。

セルフでの一律対応を避けたい状態
  • 使用した黒染め・暗染め商品の名前が分からない
  • 黒染め、ブリーチ、パーマ、縮毛矯正など複数の履歴がある
  • 根元・中間・毛先で明るさが大きく違う
  • 切れ毛、強い乾燥、ゴムのように伸びる感触がある
  • 白っぽいシルバーや淡いハイトーンを均一に目指したい

該当する場合は、商品を追加購入して重ねる前に、美容室またはメーカーの相談窓口へ、使用商品・施術日・染めた範囲・希望色を伝えて相談しましょう。

市販ヘアカラーを髪色・目的から選ぶ|Beauteenを中心に商品を紹介

ビューティーン メイクアップカラー ディープバイオレットの商品パッケージ
掲載商品の一例:メイクアップカラー ディープバイオレット。商品ごとのカラーガイドと使用説明書を確認してください。

ここからは、希望する仕上がりから比較候補を絞ります。自社商品を並べた人気ランキングではなく、商品分類と公式カラーガイドを確認するための候補として紹介します。

目的 比較する商品 選ぶときの中心軸
自然なブラウン系 黒髪用おしゃれ染めのブラウン系 黒髪から明るくするのか、
現在の茶髪を落ち着かせるのか
明るい髪で
鮮やかな色
メイクアップカラー 染める前の明るさと色系統
明るい部分への
色足し
カラークリーム 染める範囲、色持ち、次のカラー予定
地毛に近い
自然な黒
トーンダウンカラー ナチュラルブラック 黒すぎない見え方を優先するか
よりしっかりした黒 トーンダウンカラー スーパーブラック 明るさを強く抑えることを優先するか
1日だけ変える 1DAYクレイジー! 一時着色、落とし方、色移り

自然なブラウン系にしたい|
黒髪・茶髪からの仕上がり見本を確認する

自然なブラウンを選ぶときは、「黒髪から少し明るくしたい」のか、「現在の明るい茶髪を落ち着かせたい」のかを分けて考えます。同じブラウン表記でも、染める前の髪が黒い場合と明るい場合では仕上がりが異なります。

自然なブラウン系の比較ポイント
  • 黒髪用のおしゃれ染めであること
  • 自分に近い染毛前の髪色がカラーガイドに載っていること
  • 希望する明るさが学校・職場などの条件に合うこと
  • 白髪をしっかり染めたい場合は白髪用を選ぶこと

ビューティーン メイクアップカラーは、鮮やかなトレンド色を楽しむ商品です。自然なブラウンを希望する読者へ、色名や用途が異なる商品を無理に代用として案内しません。店頭では黒髪用ヘアカラーのブラウン系を比較し、公式のカラーガイドを優先してください。

明るい髪で色みを楽しみたい|
メイクアップカラーを比較する

メイクアップカラーは、髪を明るくする脱色作用と色を加える染毛作用を持つ医薬部外品のヘアカラーです。特に明るい髪で色みを感じやすく、現在の公式ラインアップは13色です。内容量は1剤40g+2剤88mLで、直後用シャンプー12mLとアフターカラー美容液5mLが付属します。

比較したい色系統 商品候補 選ぶときのポイント
オレンジ・レッド メイクアップカラー ビビッドオレンジ/メイクアップカラー ワイルドレッド ブリーチ後に残る暖色を生かしたいか、鮮やかさをどの程度求めるか
ピンク メイクアップカラー マゼンタピンク/メイクアップカラー ピンクアッシュ 鮮やかな青みピンクか、くすみを含むピンクか
紫・ラベンダー メイクアップカラー ディープバイオレット/メイクアップカラー ホワイティラベンダー 深い紫か、明るいベースで白みを感じるラベンダーか
ベージュ・ブロンド メイクアップカラー シャンパンブロンド 現在の黄みと、求めるベージュ・ブロンド感をカラーガイドで確認する
アッシュ・シルバー メイクアップカラー グレーアッシュ/メイクアップカラー メタリックアッシュ/メイクアップカラー アイスシルバー ベースの黄み・オレンジみと、淡さ・白さを確認する
ブルー・グリーン メイクアップカラー ブルーブラック/メイクアップカラー ネイビーブルー/メイクアップカラー プラントグリーン 黒に近い深い色か、明るい髪で鮮やかな色みを出すか

商品名に「ホワイティ」「シルバー」が含まれていても、暗い髪から白っぽい色になることを意味しません。必ず商品ページの染毛前後のカラーガイドで、自分の髪に近い条件を確認してください。

明るくした部分に色を入れたい|
カラークリームを比較する

ビューティーン カラークリームは、髪を明るくする作用を持たず、ブリーチやヘアカラーで明るくした髪へ色を加える化粧品の染毛料です。パッケージのような色みを楽しめる期間は1〜2週間ほどが目安で、シャンプーのたびに徐々に薄くなります。未使用分を保管でき、公式にはブリーチ・ヘアカラー後すぐに使用できます。

商品候補 比較するときの見方 使い方の例
カラークリーム
ファイアレッド
鮮やかな赤を、染める前の明るさ別に確認する 毛先に赤を入れる裾カラー、インナー、明るい部分への色足し
カラークリーム
チェリーピンク
赤みを含むピンクの見え方を確認する 毛先、インナー、ポイントカラー
カラークリーム
ターコイズブルー
ベースの黄みと重なった場合の見え方を確認する インナー、毛先、明るい部分へのブルー系アレンジ
カラークリーム
クリスタルシルバー
十分に明るいベースか、黄み・オレンジみがどの程度あるかを見る 毛先、インナー、明るい部分へのシルバー系アレンジ
次のカラーへの影響も確認
見た目の色が薄くなっても、次のヘアカラーやブリーチ時に色が残る場合があります。近いうちに別の色へ変える予定がある場合は、使用商品・色・使用日・染めた範囲を記録しておきましょう。

地毛に近い自然な黒へ戻したい|
トーンダウンカラー ナチュラルブラック

トーンダウンカラー ナチュラルブラックは、明るくなった髪を、黒すぎる印象を避けながら地毛になじむような黒へ落ち着かせたいときの比較候補です。就活・実習・仕事などで落ち着いた髪色が必要でも、濃い黒より自然な見え方を優先したい人は、染める前の髪色と公式の仕上がりイメージを確認してください。

次のカラーまで考えた特徴
一般的な髪色戻しと異なり、次のカラーリングで明るくできる独自処方です。ただし、色が完全に取れるわけではなく、次のヘアカラーが見本どおりにならない場合があります。やや赤みが出やすく、アッシュみが出にくい場合があることも確認しておきましょう。

よりしっかり黒くしたい|
トーンダウンカラー スーパーブラック

トーンダウンカラー スーパーブラックは、明るい髪の明るさをしっかり抑え、自然さよりも濃い黒の見え方を優先したいときの比較候補です。ナチュラルブラックと同じ文章で選ばず、必要とされる黒さや、光の下でも明るく見せたくないかを整理してから選びます。

濃い黒でも次のカラープランを確認
こちらも次のカラーリングで明るくできる独自処方ですが、前の色が完全になくなるわけではありません。今後アッシュやハイトーンへ変える予定がある場合は、使用時期・希望色・カラー履歴を記録し、次回の施術前に伝えましょう。

トーンダウンカラーはいずれも一時着色料ではなく、シャンプーですぐに落ちる商品ではありません。また白髪用ではありません。

市販ヘアカラーを使う前の準備と注意点

カラー前に髪と頭皮の状態を確認する女性
髪と頭皮の状態を確認するイメージ写真です。

購入したその日にすぐ染められるとは限りません。酸化染毛剤のパッチテスト、ブリーチ・パーマ等との施術間隔、頭皮・髪の状態、必要量を先に確認します。

酸化染毛剤は、使用するたびに48時間前のパッチテストを行う

メイクアップカラーやトーンダウンカラーなどの酸化染毛剤は、使用48時間前から毎回パッチテストを行います。以前に同じ商品を問題なく使えた場合も省略できません。30分後と48時間後に塗布部を確認し、発疹・発赤・かゆみ・水疱・刺激などの異常があった場合は使用しないでください。

過去にヘアカラーでかぶれたことがある方
今後すべてのヘアカラーを使用せず、パッチテストも行わないでください。カラークリームや一時着色料へ、酸化染毛剤と同じパッチテスト方法を一律に適用せず、各商品の使用上の注意を確認します。

ブリーチ・パーマなどの履歴を確認し、
使用日程を決める

予定・履歴 確認すること
ビューティーンのブリーチ後に
ヘアカラーを使う
次のヘアカラー・ブリーチは、カラークリーム・ヘアマニキュアを除き、
1週間くらい間隔を空ける
パーマも予定している ビューティーンQ&Aでは、パーマをヘアカラー・ブリーチの1週間以上前に
行うよう案内。予定する施術ごとに確認する
染め直したい hoyuでは、染め直しを1週間から10日ほど空けるよう案内。
髪・頭皮の状態も確認する
黒染め・暗染め・縮毛矯正の
履歴がある
使用商品、時期、回数、範囲を整理し、
仕上がりと負担を自己判断できない場合は美容室へ相談する

期間が経過すれば、どのような髪・頭皮の状態でも必ず使用できるという意味ではありません。イベント前日に複数の施術をまとめて行う計画は避け、パッチテストの日程も含めて余裕を持ちましょう。

手袋・汚れ対策・必要量を準備し、説明書を最後まで確認する

薬剤を混ぜる前にそろえるもの
  • 髪の長さ・毛量に合う個数の商品
  • 手袋、汚れてもよいタオル、ケープまたは前開きの衣服
  • 前後を確認できる鏡、時計またはタイマー
  • 必要に応じてイヤーキャップ、生え際を保護するクリーム、ヘアクリップ
  • 洗い流す場所まで汚さず移動できる動線
  • 付属品と、別に必要なシャンプー・コンディショナー

1剤と2剤の混合比、混ぜ方、塗布順、放置時間を自己判断で変えないでください。異なる色や別商品の混合、トリートメントを加える希釈も、狙った色になるとは限らず、商品本来の性能が発揮されない場合があります。

使用中に異常が出た場合
かゆみ、赤み、発疹、腫れ、強い刺激、気分の悪さなどが現れた場合は、仕上がりより使用中止と洗い流しを優先し、商品の注意事項に従って医師へ相談してください。

市販ヘアカラーで染める基本の流れと、染めた後のケア

濡れた髪をやさしくタオルドライする女性
ヘアケアのイメージ写真です。

商品によって混合方法、塗り方、放置時間、洗い流し後のケアが異なります。以下は全体像を把握するための流れです。実際の使用時は、購入商品の使用説明書を優先してください。

混合・塗布・放置・洗い流しは、選んだ商品の手順に従う

  1. 使用条件を最終確認
    パッチテスト、髪・頭皮の状態、必要量、施術間隔を確認します。
  2. 衣類と周囲を保護
    手袋を着け、タオル・ケープで衣類や床への付着を防ぎます。
  3. 必要な場合は薬剤を混合
    指定の比率と回数で混ぜ、混合後はすぐに使います。
  4. 指定方法で十分に塗布
    見える表面だけでなく、内側・後頭部・襟足も確認します。
  5. 放置時間を守る
    濃くしたいからと、必要以上に時間を延ばしません。
  6. すすぎ・付属ケアまで行う
    説明書どおりに洗い流し、シャンプー・コンディショナー・美容液等を使います。
商品例 公式手順の要点 他商品へ流用しない情報
メイクアップカラー 1剤を2剤へ加えて30回振る。
乾いた髪へたっぷり塗り、もみ込んで泡立て、25分ほど放置。
洗い流した後、付属シャンプー2回、コンディショナー、美容液
25分、シャンプー2回、付属品の順番
カラークリーム 手袋・汚れ対策後、染めたい部分へ塗り、20分ほど放置。
すすいでシャンプー・コンディショナー後、しっかり乾かす
20分、混合不要、未使用分を保管できること
トーンダウンカラー 1剤を2剤へ加えて30回振る。
乾いた髪へたっぷり塗り、もみ込んで泡立て、15分ほど放置。
洗い流し、シャンプー・コンディショナー後に美容液
15分、次回カラーへの独自処方の条件
セルフカラー直後は薬剤を残さない
「カラー当日はシャンプーしない」という一般的な話を、薬剤を洗い流す工程へ当てはめないでください。放置時間後は、商品説明書どおりに十分すすぎ、指定のシャンプーやケアまで行います。

色持ちを考え、
シャンプー・保湿・熱への配慮を続ける

ヘアカラー後は、洗髪による色素の流出に加え、紫外線やドライヤー・ヘアアイロンの熱によって色が変化する場合があります。色落ちを完全に止めることはできませんが、毎日の扱いを見直すことで急な変化を抑え、髪の状態を整えやすくなります。

  • ヘアカラー後の髪に向けたシャンプー・トリートメントを検討する
  • 熱すぎるお湯を避け、泡でやさしく洗う
  • タオルで強くこすらず、水分を押さえるように取る
  • 濡れたまま寝ず、ドライヤーで乾かす
  • ドライヤーやアイロンを同じ場所へ長時間当てない
  • 洗い流さないトリートメント等で毛先の乾燥をケアする
  • 帽子や日傘など、生活に取り入れやすい紫外線対策を行う

カラーシャンプーは、黄ばみを抑えたいのか、寒色・ピンクなどの色みを補いたいのかで選ぶ商品が異なります。すべての髪色へ紫を使うのではなく、現在の髪色と商品の対象髪色・使用頻度・放置時間を確認してください。

市販ヘアカラーに関するよくある質問

美容師とヘアカラーの色見本を見ながら相談する女性
ヘアカラーについて相談するイメージ写真です。

市販のヘアカラーと美容室のカラーは何が違いますか?

市販品は自分で染めやすいように、剤の塗りやすさや容器の形などが工夫されています。基本的なヘアカラーの仕組みに大きな違いはありませんが、美容室では美容師が髪の履歴や状態を確認し、薬剤・塗り分け・放置時間などを調整します。履歴が複雑な髪、色ムラが大きい髪、淡いハイトーンを目指す場合は美容室への相談も検討してください。

初めてのセルフカラーは、泡・乳液・クリームのどれを選べばよいですか?

髪全体へなじませたい場合は泡・ムースや乳液タイプ、根元や一部分など塗る場所を調整したい場合はクリームタイプが比較候補です。ただし、形状だけで決めず、商品の対象髪色、塗布方法、内容量、付属品まで確認してください。メイクアップカラーは、乳液を髪へ塗ったあとにもみ込んで泡立てる商品です。

黒髪に市販ヘアカラーを使えば、アッシュやピンクがはっきり見えますか?

黒めの髪にも使用できる商品はありますが、明るい髪に比べて色みを感じにくい場合があります。染まることと、パッケージのように鮮やかに見えることは別です。自分の髪に近い染毛前の状態が載ったカラーガイドを確認し、淡い色や鮮やかな色を目指す場合は必要な明るさも確認してください。

黒髪用のおしゃれ染めで白髪も染められますか?

白髪に使用できる商品でも、白髪が十分に染まらなかったり、パッケージの仕上がりイメージと異なった色になったりする場合があります。白髪をしっかり染めたい場合は、白髪と黒髪の色をなじませるよう設計された白髪用ヘアカラーを選び、白髪の量と染めたい範囲に合う商品を確認してください。

「傷まない市販ヘアカラー」はありますか?

髪への負担がまったくないと断定できる市販ヘアカラーはありません。酸化染毛剤は髪を明るくしながら染めるタイプ、カラークリームは髪を明るくせず色を加えるタイプで、できる仕上がりも異なります。負担への配慮だけでなく、現在の髪色と目指す仕上がりの両方から商品を選び、説明書どおりに使用してください。

ブリーチした当日に市販ヘアカラーを使えますか?

商品タイプによって異なります。ビューティーンでは、ブリーチ後に次のヘアカラーやブリーチを使用する場合、髪や地肌への負担を考えて1週間くらい間隔を空けるよう案内しています。カラークリームはこの案内の対象外で、公式にはブリーチ後すぐに使えますが、髪・頭皮の状態と購入商品の説明書を優先してください。

思った色にならなかった場合、すぐに染め直してよいですか?

同日や翌日に別のヘアカラーを重ねるのは避けてください。hoyuでは、染め直しは髪や頭皮への負担を考えて1週間から10日ほど空けるよう案内しています。使用商品、染めた日、染める前の髪色、放置時間、仕上がり写真を整理し、商品説明や相談窓口を確認しましょう。赤み・かゆみ・発疹・腫れなどがある場合は、染め直しより使用中止と医師への相談を優先してください。

余ったカラー剤は、次回のために保存できますか?

1剤と2剤を混ぜたヘアカラーやブリーチの混合薬剤は保存できません。混合後はすぐに使用し、残りは説明書に従って処分してください。一方、ビューティーン カラークリームは、未使用分を保管できると案内されています。市販カラーをすべて同じ扱いにせず、商品ごとの表示を確認してください。

市販ヘアカラーは男性も使用できますか?

男女を問わず使用できる商品があります。性別の表示だけで選ばず、おしゃれ染め・白髪染め・髪色戻しなどの用途、現在の髪色、内容量、塗布方法を確認してください。頭髪用ヘアカラーを眉毛やひげへ流用することはできません。

1日だけ髪色を変えたい場合も、普通のヘアカラーを使いますか?

翌日に元へ戻したい場合は、通常のヘアカラーではなく、シャンプーで落とす一時着色料を選びます。ビューティーン 1DAYクレイジー!のようなカラースプレーは、髪表面へ一時的に色を付ける商品です。汗や雨による色落ち、衣服・帽子・寝具への付着に注意し、就寝前に洗い流してください。

市販ヘアカラーは、今の髪色と目的に合わせて選ぼう

明るいブロンドのボブヘアに手を添える女性
髪色のイメージ写真です。特定製品による仕上がりを示すものではありません。

市販ヘアカラーを選ぶときは、売れ筋やパッケージの色だけで決めるのではなく、次の順番で確認すると候補を絞りやすくなります。

  1. 何をしたいか決める
    明るくしたい、色を足したい、暗くしたい、1日だけ変えたいなど、目的を一つにします。
  2. 今の髪色と履歴を確認する
    黒髪・茶髪・ブリーチ毛・暗染め履歴を分け、根元から毛先まで確認します。
  3. 商品タイプと形状を選ぶ
    酸化染毛剤、染毛料、一時着色料を区別し、全体か部分かで泡・乳液・クリームを比較します。
  4. カラーガイドと必要量を見る
    自分に近い染毛前の状態、必要個数、付属品、使用日程を確認します。
  5. 安全確認後に説明書どおり使用する
    パッチテスト、施術間隔、頭皮・髪の状態を確認し、自己流で混ぜ方や放置時間を変えません。
  6. 施術後の記録とケアを続ける
    商品名・色・施術日を残し、次回カラーや美容室での相談に役立てます。
結論
「人気の商品を選べば間違いない」のではなく、目的・現在の髪色・商品分類・塗り方・必要量が合う商品を選ぶことが重要です。判断が難しい履歴や強いダメージがある場合は、無理に市販品を重ねず、美容室やメーカーの相談窓口も活用しましょう。
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