セルフカラー後の髪を守る!アフターケアの秘訣
スペシャルコンテンツ
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今さら聞けない!
ブリーチとカラーの違いと
セルフカラーの手順
- 基本編
自分でブリーチやカラーを行うとき、「どの商品を選べばよいのだろう?」「簡単にできるのかな」「髪の毛のダメージは?」と、悩むことってありますよね。疑問や不安をすべてクリアにして、自分だけのステキな髪色を実現したいもの。
ここでは、みなさんにブリーチとカラーの違い、失敗しないためのダブルカラー・ブリーチ&カラーテクニック、自分に合ったブリーチ剤選びを詳しく解説していきます。使い方はとても簡単なので、ぜひ、最後までお付き合いくださいね。
CONTENTS
ブリーチとは? 初心者でも分かりやすい
ブリーチとカラーの基本的な違い
セルフカラーに興味を持ったはいいものの、ドラッグストアに並ぶ市販のカラー剤を前にして「ブリーチとカラーとの違いってなんだろう?」と悩んでしまう人もいるかもしれません。実際にトライする前に、まずはブリーチとヘアカラーのそれぞれの仕組み、役割について知ることから始めましょう。
髪色の違いは、髪の毛に含まれるメラニン色素の量の違いが関係しています。日本人はメラニン色素が多いので髪が黒く見え、逆にメラニン色素が少なくなるほどブラウンやブロンドといった淡い髪色になります。そして最終的にはメラニン色素がなくなり、白髪になります。
ブリーチは、このメラニン色素を分解して髪を明るくするプロセスのことを指します。
ブリーチ剤は、アルカリ成分が髪の表面のキューティクルを柔らかくし、過酸化水素が毛髪内部に浸透していきます。その酸化の力によってメラニン色素が分解されることで髪色が変化するという仕組みです。分解力の強さや放置する時間によって、黒髪がブラウンになったり、明るいライトブラウンやブロンドになったりします。
一方、ヘアカラーはご存じの通り、髪を染めるプロセスです。
髪を明るくする脱色作用に加え、髪を染める染毛作用も併せ持っています。ブリーチだけでは出せない鮮やかな色、ニュアンスカラーなど、さまざまな色をセルフカラーで染めることが可能です。ただしヘアカラーだけでは脱色作用が弱く、思い通りのカラーにならないことも。髪のダメージに配慮しながら、ブリーチとヘアカラーを併用することで、理想の髪色に近づきやすくなります。
セルフブリーチ&カラーの手順とコツ
セルフブリーチやヘアカラーをする前に気をつけたいのが、直前のシャンプーを避けること。シャンプーしてすぐにブリーチやカヘアラーをすると頭皮への負担を増やす可能性があります。シャンプーはなるべく前日までに済ませておくようにしましょう。
スタイリング剤や洗い流さないトリートメント、汚れがついていない素髪の状態で、ブリーチやヘアカラーをすることがおすすめです。
またパーマを行っているときは1週間から2週間、なるべく間隔を空けてブリーチを行うようにしてください。
ブリーチ剤&ヘアカラー剤の他に必要な道具は以下のものです。
- ビニール手袋(ブリーチ・ヘアカラー剤に付属してます)
- ケープ(100円ショップなどで手に入りますが、大きめのゴミ袋でも代用可能です)
- 目の粗いコーム
- ヘアクリップ、ヘアゴム
- タオル
- 保護クリーム
- 敷物や新聞紙(床などが汚れるのを防ぎます)
上記の事前準備をふまえて、使い方が簡単なセルフブリーチ&ヘアカラーのコツをお伝えします。同じように行いますが、少しだけ違う部分があるので注意してください。
使い方簡単!セルフブリーチ&カラー
ここではプチプラでブリーチ&ヘアカラーをしたい人のために、簡単にセルフでできる市販ブリーチのビューティーン『ベースアップブリーチ』、ヘアカラーは市販セルフカラーのビューティーン『メイクアップカラー』での使い方を説明します。
1.準備
乾いた髪を目の粗いコームで軽くとかし、髪の毛の流れを整えましょう。室温は20〜30℃が最適です。
2.ブロッキング
髪を4〜6つのセクションに分けると、均一に塗ることができます。ヘアクリップで上手くブロッキングできない人もヘアゴムを使用すれば、簡単にブロッキングできます。
3-1.塗るテクニックと放置と洗い流し
【ヘアカラー】
- 【塗るテクニック】
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1剤と2剤を加え、しっかりと30回程度振って混合液を作ります。後頭部のえりあしから始め、前から後ろへ混合液をたっぷり塗ります。髪全体に行き渡ったら、もみ込んでしっかり泡立ててください。染まりにくい顔まわり、分け目の根元は特に丁寧に。
ノズルでとかすように、えりあし、頭のうしろ、サイド・トップ、前髪・生え際という順番で塗りましょう。根元の明るくなりやすいところは、最後に塗ります。 - 【放置と洗い流し】
- 25分程度放置します。38℃くらいのぬるま湯で洗い流して、付属の専用シャンプーを2回、コンディショナーをして、付属の「アフターカラー美容液」で仕上げます。
3-2.塗るテクニックと放置と洗い流し
【ブリーチ】
- 【塗るテクニック】
- パウダーを2剤に混ぜ、上下に30回程度、よく振って混ぜましょう。その後、1剤を加えて上下に50回ほど、よく振って混合液を作ります。そのまま放置せずに、スムーズノズルをつけて塗り始めましょう。短時間で塗り終わるのがムラにならないコツ。
- 【放置と洗い流し】
- 15分~30分程度放置します。よくすすぎ、シャンプーした後、付属の「pHコントローラー」を髪全体に揉み込み3~5分程度放置しましょう。洗い流した後は、コンディショナーなどで仕上げます。
4.ドライ&アフターケア
髪は濡れたまま放置せず、タオルで優しく包み込むように水滴を吸収してください。ドライヤーは10〜15cmほど離して、髪の温度や状態を確かめながらハンドドライします。根元から乾かすイメージで、同じ場所に温風を当て続けないようにしましょう。
毎日のアフターケアにも、洗い流すタイプのトリートメント「アフターカラー美容液」を活用しましょう。色持ちが良くキレイな髪色を保つことができます。
- カラーサポート アフターカラー美容液
- 5mL×16枚入り
- ビューティーン メイクアップカラー
[医薬部外品] - 40g+88mL 直後用シャンプー 12mL 美容液 5mL
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- ヘアカラー (医薬部外品)は、使用上の注意をよく読んで正しくお使いください。
- 今までにヘアカラーでかぶれたことのある方は、絶対に使用しないでください。また、皮膚アレルギー試験(パッチテスト)も行わないでください。
- ヘアカラーをご使用になる前には、毎回必ず皮膚アレルギー試験(パッチテスト)を行ってください。
髪色の可能性を広げる
ダブルカラーのメリットと注意点
ブリーチは、髪色の表現の幅を広げる魅力的な方法です。ブリーチの最大のメリットは、ブリーチ後にヘアカラーをした際に理想的な色に染められること。ブリーチ後にヘアカラーを行うことをダブルカラーといって、きれいな発色を楽しむことができます。ハイトーンカラーや赤・オレンジなどのビビッドな色を入れる場合はもちろん、アッシュやグレーといった透明感のある色の場合も、ブリーチをベースにすることで理想的な発色を実現することができます。
地毛との色の差を活かしたインナーカラーやポイントカラーも、ブリーチとヘアカラーを2段階で行うダブルカラーを行えば、かなり表現の幅を広げることができます。
しかし、ブリーチには注意点もあります。
ブリーチ剤は表面や内部に影響を及ぼすので、ブリーチ回数が増えるほど髪の毛がパサついたり乾燥しやすくなります。また髪のダメージによって色がうまく入らなかったり、色落ちが早くなる傾向にあります。
ブリーチによるパサつき、乾燥、色落ちを予防するには、トリートメント等でダメージケアを行いましょう。また前回のカラーが残っている場合、意図しない色になることもあるので注意が必要です。
自分らしい髪色を実現する
進化したブリーチ剤選び
髪色はいまや重要なファッションの一部となっています。多くの人が自分らしさを表現する手段として、自分好みの髪色を楽しんでいます。そんなトレンドに応えるように、進化したブリーチ剤の新商品が次々と登場しています。ここでは目的別で、理想の髪色実現をサポートする最新ラインナップをご紹介。
ダメージケアとハイトーンを叶える
『プレックスブリーチ』
ハイトーンを長く楽しみたい方に新規採用処方でNO.1ブリーチ力(当社従来品比)。サロン発のプロフェッショナル技術「プレックステクノロジー」を採用し、切れにくいハイトーン髪へ導きます※。
添付トリートメントによる
- ◎特長
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- しっかり脱色。なめらかな指通り(トリートメントによる)。
- 切れ毛抑制成分(酒石酸・クエン酸)配合の「プレックストリートメント」と「アフターカラー美容液」のWトリートメントつきで髪の内部まで徹底ケア
- ビューティーン プレックスブリーチ
[医薬部外品] - 36g+72mL+23g ヘアトリートメント:10g
アフターカラー美容液:5mL
カラーリングのベースづくり
『ベースアップブリーチ』
ダブカラーを考えていてカラーリングのベースをしっかり作りたい方に最適。強力な脱色力と、次のカラーに備えたコンディショニング効果※が人気です。
添付トリートメントによる
- ◎特長
-
- 高いブリーチ力でしっかり脱色
- 次のカラーリングのために髪のコンディションを整えるpHコントローラー(洗い流すトリートメント)つき
- 3種のボタニカルオイル(アボカドオイル、ココナッツオイル(ヤシ油)、アーモンドオイル:毛髪保護成分)配合。指通りなめらか
- ビューティーン ベースアップブリーチ
[医薬部外品] - 36g+72mL+23g
ヘアトリートメント:pHコントローラー8mL -
[プレックスブリーチ・ベースアップブリーチを正しくお使いいただくために]
- 使用上の注意をよく読んで、正しくお使いください。
- 過硫酸塩配合の製品でかぶれたことのある方は絶対に使用しないでください。
- 本品は過硫酸塩配合の製品で、アレルギー反応をおこすことがあります。
敏感肌用。低ダメージでナチュラル脱色の
ケアブリーチ。 『エアリーブリーチ』
髪のことを考えた想いやり処方を実現。へアカラー市場初*の敏感肌用ブリーチです。ブリーチでナチュラルな髪色を目指す方にもおすすめです。
- ◎特長
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- 髪への想いやり処方。髪への負担に配慮。
- 髪をすこやかな状態に整えるpHコントローラーつき
- うるおい成分配合(赤ワイン酵母エキス(酵母エキス-3)、グリセリン)
- ビューティーン エアリーブリーチ
[医薬部外品] - 50g+50mL
ヘアトリートメント:pHコントローラー8mL -
[エアリーブリーチを正しくお使いいただくために]
- 使用上の注意をよく読んで、正しくお使いください。
よくある疑問 Q&A
ここからは、セルフブリーチ&カラー初心者に向けたよくある疑問にお答えしていきます。
事前に疑問を解決してから、セルフブリーチにトライしてみましょう!
- Q.ヘアカラーはブリーチなしで染まる?黒髪から可能?
- A.ブリーチをしていない黒めの髪でも染まりますが、色みはあまり感じられません。
- 色味を感じたいときはブリーチなどで明るくした髪に『メイクアップカラー』を使うことをおすすめします。
- Q.セルフでもできる? セルフブリーチのコツは?
- A.できます。コツは、明るくなりにくいところから薬剤をぬること
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明るくなりにくいところから少量ずつ、髪の根元から約2cm離してぬります。 (明るくなりにくい順に①えりあし→②耳の後ろ・後頭部→③トップ・サイド→④前髪 の順) 生え際や根元から近い部分は体温の影響で明るくなりやすいので後でぬります。
たっぷりと薬剤を塗ることもポイントです。使用量が少ないと十分に脱色できません。髪が長い方や髪の量は多い方は2箱以上ご使用いただくのがおすすめです。 - Q.失敗した時、もう一度ブリーチしてもいい?
- A.もう一度ブリーチすることで明るくなる可能性あり
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ただし、黒染めや白髪染めなど暗い色で染めたことがある、強い発色をするカラー剤やカラートリートメント、カラークリームを使用したことがある、などの場合はもう一度ブリーチしても明るくなりにくいことがあります。
1週間程度間隔をおいてからブリーチを行ってください。 - Q.ムラなく染めるためのコツは?
- A.たっぷりぬること
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正面から見える部分だけでなく、後頭部の髪にもまんべんなく薬剤をつけてもみ込んでください。
また、十分な量の薬剤を使用することがムラなく染めることに繋がりますので、髪が長い方や髪の量が多い方は、2箱使用してください。 - Q.色ムラになってしまったときは?
- A.暗めの色や同系色の濃い色で染めると色ムラが目立ちにくく
- 髪のダメージに具合によって、染まり具合に差が出ることがあります。ダメージが多い髪の毛は染まりやすいので、染めるときはダメージの多い部分は最後に塗るようにしましょう。
- Q.色持ちを良くするためにはどうすればいいの?
- A.アフターケアがマスト
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メイクアップカラーに添付されている『アフターカラー美容液』で染めた後の髪をケアしましょう。髪に残ったアルカリを中和してダメージを抑え、色持ちを良くする効果があります。
色落ちの原因となる紫外線や、ドライヤー・コテなどの熱から髪を守るようにヘアケアすることも重要です。
- ◆まとめ
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進化したブリーチ剤は、選択肢が増えています。
髪色を楽しみ、へアカラーで遊びたいあなたにピッタリ! 新しい髪色で、あなたのファッションにさらなる彩りを加えてみましょう。 - 紹介している商品には廃番商品・廃番色が含まれる可能性がございます。





